圧倒的な測定スピード!『ファインキャディJ300』

器具紹介

黙々ゴルファーです。今回はゴルフレーザー距離計『FineCaddie(ファインキャディ) J300』のご紹介です。

『ファインキャディ J300』とは

『ファインキャディJ300』は2020年にFineCaddieから発売されたゴルフレーザー距離計です。

特徴は、『爆速の測定スピード』・『軽量』・『手のひらサイズ』・『2年保証』などなど。

楽天、Amazonのレビューで多くの高評価を獲得している大人気のレーザー距離計です。

ちなみに、FineCaddie(ファインキャディ) からは『J300』の下位互換モデル『J100』が発売されていますが、今回私は『J300』選びました。その理由については後ほどご説明します。

『ファインキャディJ300』の内容物

  • 本体
  • 充電ケーブル(USB Type-Cケーブル)
  • マニュアル×2
  • クロス
  • 専用ケース

『ファインキャディJ300』の特徴

手のひらサイズ

『ファインキャディJ300』のカラーバリエーションはブラウンとホワイト。私はブラウンを購入しました。

革のような質感(革ではない)で高級感があります。

持ってみるとかなり小さく感じます。

ファインキャディ J100とJ300 のスペック比較

表のとおり、『J100』と『J300』の違いは測定速度のみです。しかもその差は僅か0.1~0.2秒ほど。

機能面では『J100』と『J300』の違いはほとんどありません。

それでも私が『J300』を選んだ理由は付属されているケースの違いです。

J300専用ケース

『J100』に付属されているケースはソフトタイプで蓋の開閉はマジックテープ式。

一方、『J300』に付属されているケースはハードタイプで蓋の開閉はマグネット式。

ケースから取り出すたびに「ビリビリ!」と音がするマジックテープ式よりも音のしないマグネット式の方が使いやすいと思いました。

マグネット式

マグネット式ケース単品で購入することはできますが3,000円くらいします。『J100』と『J300』の価格差も3,000円なので、マグネット式ケースを使用するつもりであれば測定速度が速い上位機種の『J300』を購入することをおすすめします。

ケースにこだわりが無ければ値段の安い『J100』で良いかもしれません。

使ってみた

まずは練習場で使用してみました。

150ヤードの表示看板に向かって十字のカーソルを合わせて測定ボタンを押すとすぐに距離が表示されました。2階打席から測定したので打ち下ろしのマイナス表示もしっかりと測定されています。実はレーザー距離計を使うのが初めてでしたが、簡単に測定することができました。

初めて距離計を使用するので測定速度については他の機種と比較することはできませんが、個人的な印象としては一瞬で測定が完了する感じです。カーソルがターゲットに当たった瞬間に距離が表示されます。

練習場の一番奥のネットまでは300ヤード以上あるのですが、問題無く一瞬でネットまでの距離を測定することができました。ただし、『J300』には手ぶれ補正機能が付いていないのでカーソルをピンフラッグに合わせるのは少し難しく感じました。

覗き口を回してピント調整する

『J300』の「ピンファインダー機能」は超優秀!!

レーザー距離計で測定する際にターゲットが小さかったり、ターゲットの後方に木や丘がある場合、ターゲットとして誤って認識してしまうことがあります。そういった場合に便利なのが「ピンファインダー機能」です。

「ピンファインダー機能」とはターゲットの背景などに木や丘があり計測が困難な場合でも正確に計測できる機能のことです。一番近い目標物を計測するので、ピンフラッグなどの小さいターゲットも簡単に測ることができます。

他機種ではモード切替が必要な製品もありますが、『J300』では測定ボタンを長押しするだけでピンファインダー機能を使用することができます。これはすごく便利です。

一般測定の場合は測定が完了すると振動が1回ですが、ピンファインダー測定の場合は2回振動します。

ピンファインダー測定では測定スピードが若干遅くなるとのことでしたが、正直、使っていて速度の違いを感じることはありませんでした。ピンファインダー測定も爆速です。

スロープモード・防水・充電・距離単位切替

公式競技で使用する場合、高低差の測定は禁止されているのでスロープモードは使用できません。『J300』では「M」ボタンを短く押すことでノンスロープモードの切り替えが可能です。

スロープモード

ノンスロープモードにすると赤いLEDが点灯します。これで同伴競技者に高低差表示機能を使用していないことを伝えることができて安心です。

ノンスロープモード

また、『J300』には以下の機能があります。

  • 生活防水機能(IPX4)で雨の日のラウンドでも安心
  • USB-typeCによる充電式。1回の充電で約30,000回の測定が可能
  • 「M」ボタン長押しでメートル/ヤードの距離単位を変更することが可能
USB端子口

良い点・気になった点

私が思う『ファインキャディJ300』の良い点をいくつかまとめてみました。

①コンパクトなボディサイズ

手のひらサイズのコンパクトボディです。キャディバッグのポケットに入れておいても邪魔になりません。

②測定スピードが速い

一瞬で測定が完了するので全くストレスを感じません。私は他機種を使用したことが無いので比較はできませんが、楽天などのレビューでも皆さん測定スピードには満足しているようです。特にピンファインダー機能は超優秀です。

③シンプルな使用方法

ボタンが2つしかないシンプル設計です。通常測定はボタンを短く押す、ピンファインダー測定は長押しなど、直感的な操作で測定ができます。測定後、15秒で電源がOFFになるのも便利です。

④充電式

個人的には電池交換式よりも充電式のほうが便利だと思います。1回の充電で3万回測定できるので、一度充電したらしばらくはバッテリー切れの心配はありません。

⑤安心の2年保証

無料で修理・交換してくれる2年のメーカー保証がついています。電子機器の一般的な保証期間は1年くらいなので2年保証はありがたいです。

次に『ファインキャディJ300』の気になった点をいくつか挙げてみます。

①手ぶれ補正機能が無い

手ぶれ補正機能が無いのでピンフラッグなど小さな目標物に対しての通常測定が難しく感じました。ただし、上述したとおりピンファインダー機能が爆速で超優秀なのでストレスはあまり感じません。基本的にはピンファインダー機能をメインに使っています。

②微妙な測定誤差

コースでピンフラッグを複数回測定すると、たまに1~3ヤード位の誤差が生じることがありました。これが機器の性能によるものなのか、私の不慣れな測定が原因なのかは分かりません。

いずれにしても、わずかな誤差の範囲です。

評価

レーザー距離計は高額な機種では5万円以上するものもありますが、2万円台の『ファインキャディJ300』でも性能に不満を感じることは全くありませんでした。

手ぶれ補正機能があると便利だと思いますが、ピンファインダー機能が大変優秀なので手ぶれ補正は無くてもいいかなと思います。

はじめてのレーザー距離計でしたが問題無く使用することができました。というか、むしろ大満足です。やはり、残り距離がはっきりしていると自信を持ってボールを打つことができます。(結果は置いといて・・・)

また気が付いたことがあればご報告いたします。

最後までお読みいただきありがとうございました。

『ファインキャディJ300』はこちらから購入できます。

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